生物分析項目
生物分析項目
・魚卵稚仔魚分析
主に実体顕微鏡を使用します。ふ化直後の卵は、特徴が少ないため場合によっては孵化実験を行い、孵化するまで観察し同定することもあります。
・海産付着生物の分析
海産の付着生物は、付着動物と付着植物に分かれ、分類群も広く、難しい項目です。海洋生態を見る上で重要な項目といえますが、これ以外に発電所の冷却水管内に付着するフジツボやイガイなどの汚損生物としての調査・研究もあります。
・淡水付着藻類
河川の付着藻類は、アユなどの魚類の餌料としての役割や、水質汚染の評価に重要な意義があり、類も基本的には、淡水植物プランクトンと同じ方法ですが、一度固定サンプルを検鏡後、再度酸処理等を行い珪藻のケイ酸質の殻だけにして、同定しますが、浮遊種でも分からない珪藻種に関しては、まれに酸処理をすることがあります。
・魚類の胃内容物分析
淡水・海水問わず、魚類の胃を取り出し、その内容物を調べます。対象魚によっては、珪藻だったり、昆虫だったり、魚類だったり、さまざまです。通常の採集は、魚類捕獲後、直ちにホルマリン等により固定しないと、胃の消化酵素で、内容物が解けてしまいますので、注意が必要です。