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生物分析

分析風景

analysis01.jpg動物プランクトン分析風景

大型の動物プランクトンは実体顕微鏡を、採水サンプルで小型プランクトンが多い場合は、生物顕微鏡を使用します。

analysis02.jpg植物プランクトン分析風景

淡水の場合は、明視野の生物顕微鏡を海産の植物プランクトンは、薄い珪藻が多いので位相差顕微鏡を使用します。
また小型のものや細部の形態を確認する場合は、微分干渉装置等を駆使し同定します。

analysis03.jpg底生動物分析風景

主に実体顕微鏡を使用し、細部の特徴を見るときのみ生物顕微鏡を使用します。

生物分析項目

bunseki-1.JPGプランクトン分析

ベントス分析

卵稚仔分析.pdf

bunseki-2.jpgピコ植物プランクトン分析

2μm以下の小さな葉緑体を持つ植物プランクトンで、おもに藍藻類が対象となります。対象サイズが小さいので、光学顕微鏡レベルでははっきりとした形態 の特徴が判別できませんので、0.2μmのブラックメンブレンフィルターに残ったものを蛍光顕微鏡で観察葉緑体を計数します。

bunseki-3.jpgシャトネラ属シスト分析

植物プランクトンのラフィド藻Chattonella属の赤潮が夏季に頻発して大きな社会問題になっています。養殖魚類の大量死等により、1回の赤潮発生で数億円規模の被害になる場合もあります。そこで赤潮プランクトンの発生機構を明らかにするためには、栄養細胞だけでなくシストを含む生活史全体を把握することが重要とされます。

魚卵稚仔魚分析

主に実体顕微鏡を使用します。ふ化直後の卵は、特徴が少ないため場合によっては孵化実験を行い、孵化するまで観察し同定することもあります。

海産付着生物の分析

海産の付着生物は、付着動物と付着植物に分かれ、分類群も広く、難しい項目です。海洋生態を見る上で重要な項目といえますが、これ以外に発電所の冷却水管内に付着するフジツボやイガイなどの汚損生物としての調査・研究もあります。

淡水付着藻類

河川の付着藻類は、アユなどの魚類の餌料としての役割や、水質汚染の評価に重要な意義があり、類も基本的には、淡水植物プランクトンと同じ方法ですが、一度固定サンプルを検鏡後、再度酸処理等を行い珪藻のケイ酸質の殻だけにして、同定しますが、浮遊種でも分からない珪藻種に関しては、まれに酸処理をすることがあります。

魚類の胃内容物分析

淡水・海水問わず、魚類の胃を取り出し、その内容物を調べます。対象魚によっては、珪藻だったり、昆虫だったり、魚類だったり、さまざまです。通常の採集は、魚類捕獲後、直ちにホルマリン等により固定しないと、胃の消化酵素で、内容物が解けてしまいますので、注意が必要です。